もしもあなたが自己破産したいと思っても、自己破産を認定する裁判所に自分自身の財政状況を的確に説明できなければ、破産は認められません。
ですから、自分自身の経済状態を裁判所に向けて説明するための準備を始めます。
「借金だらけなのに給料はたったこれだけ。生活費を差し引いたら借金を返すお金なんて残らない・・・」
と思っても、自己破産をするには、ある大切な心構えがあります。それは、「客観的に、自分の状況を把握する」と言う事です。
客観的に自分の経済状況を把握するために、ご自身について順を追って考えていきます。
どこにいくらの借金があるのか、単純明快に整理していきます。
ひとつひとつ一緒に整理していきましょう。
何故借金まみれになってしまったのかについて、客観的に自分の原因を把握することが大切です。下記は、多重債務に陥った主な原因です。
なぜこのような状態になったのか明らかにします。
裁判所にむけた上手な説明の方法を書いています。
書類収集を中心に、つき合い方のコツです。
「中立公平」を掲げる裁判所は、手続に関する一般的な説明はしてくれますが、個々の相談に応じてくれるほどヒマではありません。
あらかじめよく予習をしておき、書記官(一般企業でいう「事務員」)に一目置かれる存在になりたいですね。
まず始めに調べた、自分自身が抱える借金の額をもう一度確認しましょう。