お金の神様

極貧からの脱出。お金持ちになる方法、心と体の改善方法。

このページは自己破産体質改善を目的に書かれたエッセイです。

フロー体験

フロー体験と言う言葉があります。精神が集中し時間の経つのも忘れ何かに没頭している体験の事です。一流のアスリートは試合の後、試合中の事は良く憶えていないと言うことがあります。少し古い例ですが、1979年のウィンブルドンの決勝戦で、サーブの名手タナ-と死闘を繰り広げたボルグ選手は試合の後のインタビューで、試合中の事は良く憶えていないと言っていました。

何かに没頭することは楽しい事です。カタルシスを感じる事さえあります。「何か」は別に仕事で無くてもよく、例えば庭いじり、皿洗い、料理などでもフロー体験を感じる事が出来ます。心理学者のチクセントミハイはその著書の中で、フロー体験は東洋の禅に通じる精神の至福である、と言っています。チクセントミハイが挙げるフロー体験へ入るための条件があります。すべて揃っている必要は無いですが、いくつかの条件が重なる事が望ましい様です。

  1. 目的意識
  2. 高度な集中力
  3. 活動と意識の融合。
  4. 時間間隔の麻痺
  5. 直接的で思考を省いた反応(主にスポーツ)
  6. 適度な難易度
  7. 状況や活動を自分で支配している感覚
  8. 活動事態に価値や意義がある

お金の問題に悩んでいる方は是非当ホームページを見て自己破産の手続きの準備をし始めて見てください。お金に悩んでいる人にとって、自己破産の準備はチクセントミハイが挙げるフロー体験の条件を満たしています。着々と準備を進める過程で、きっとフロー体験が得られ、手続きが思いの外うまくいく事に気づくはずです。

 

49対51

心が折れてしまう人はどうも、「ゼロか100か」という考え方をする傾向があるようです。少し前に新聞である陸上選手の事が載っていましたが彼は、アキレス腱を切って選手生命が絶たれることが分かった時に自殺未遂を起したのです。自分の人生は100%陸上だと思いつめると、陸上選手で無くなるとゼロになるわけで「死のうかな」と思ってしまったのでしょう。

 

人生をもっと複雑に考え、「陸上選手の自分も自分、数学が好きな自分も自分、大好きな恋人がいるのも自分」と自分を多面的捉えることが出来る人は、一つのことに挫折しても人生がゼロになったとは思わないはずです。自己破産を人生の一ステップとして受け入れることが出来るのはこのような人です。

 

何かを決めるときに片方を取れば100うまくいき、もう片方を取ればゼロになるようなケースも現実にはほとんどありません。右に行くか左に行くか迷った時にも「右に行く方が左にいくよりマシ」程度のケースがほとんどです。状況とは51%の確からしさで十分と登山家の野口健さんは言っています。

 

一番良くないのは、どちらに行こうか迷い続け最初の一歩を踏み出さない事です。多少間違った方向でも、進んでいくうちに方向転換を図れば、長い目で見れば良い方向に行っているものです。人生は49対51と達観して、はじめの一歩を踏み出す人はお金の問題も解決出来るのです。

 

ボーナスの多い会社はいい会社?

家電量販店などで買い物をしました。ポイントカードの使い方は次の2つのうちどちらが正しいでしょうか?

 

A 使ったら次の買い物の時に都度使ってしまう。

B たくさん貯めて大きな買い物をするときに一気に使う。

 

こえれは実はAが正しい。ポイントカードは本来割引いて売るべき金額を価格に上乗せして販売しているものです。言い方を変えると量販店に無利子で割引相当額を拘束されている状況です。使ってしまうのが正解です。

では次の質問です。

 

ボーナスの多い会社とボーナスのない会社、退職金が多い会社と退職金がない会社ではどちらに入社するのが正解でしょうか?このときこの二つの会社の収益はほぼ同じで労働分配率が同じとします。

 

正解は、ボーナスや退職金のない会社の方が得です。労働分配率(収益にしめる従業員給与の割合)が同じ場合、ボーナスや退職金のある会社は給与の後払いをしているとも言えます。会社側から見れば、本来毎月支払うべき給与の一部を6月と12月までとっておき遅らせて支払っている。つまり後払いしている。退職金の場合は30年以上の後払いと言えます。

 

ポイントカードと言う名の割引先送り、ボーナスと言う名の給与後払いにごまかされないようにしてください。