お金の神様

極貧からの脱出。お金持ちになる方法、心と体の改善方法。

このページは自己破産体質改善を目的に書かれたエッセイです。

出身地による格差

東京で働いている人に質問です。同じ会社に勤め、同じように昇進していっているのに、方や高級住宅街に一軒家、方や通勤時間2時間の中古マンション。一体この差は何から来るのでしょうか?実は、出身地が大きく影響しています。両親が東京の人の場合、人生最大の買い物である「家を買わなくて良い。」場合が多いのです。多くの東京出身の人が、2世帯住宅に住むとか家を建てるときに親から援助してもらうとかして多大な恩恵を受けていることが、某信託銀行の調査で明らかになっています。

 

実は、どんなに良い会社に入り、どんなに昇進しても東京で高級住宅街に一軒家を持てるくらい給料の良い会社はありません。知り合いの裕福な暮らしをしている人を思い出して下さい。東京出身の人が多いのではないでしょうか?

 

この生まれた地域に起因する格差は、実は一生かけても埋められない大きな溝の様です。自分で会社を興し本当の資産家になるひともいますが、サラリーマンでは追いつくのは難しいと言わざるを得ません。

 

私は地方出身だと嘆いている貴方。でも貴方は日本に生まれました。同じような理屈が、生まれた国の違いでもっと深刻に人々の生活に影響しているのは、飢餓に苦しむアフリカの子供達を見ても明らかです。自分の境遇を人と比べるのはあまり意味が無いかもしれません。

 

少額に対する錯覚

750円のランチに50円でアイスコーヒーがついていると得した気分になりつい頼んでしまうのは私だけでしょうか?これが、250円だと店を出て缶コーヒーを飲むか、ドトールコーヒーに行くかがお昼のあとコーヒーを飲みたい時の私の判断です。同じような金銭感覚を持つ人は多いと思います。では、次の質問はいかがでしょうか?貴方は、自動車を買うことを決めました。近くのディーラー目的の車を買うと、185万2千5百円です。15分歩いて少し遠くのディーラーに行くと全く同じ車が、200円安い185万円2千300円です。さて、200円節約する為に、15分歩きますか?

 

おそらく歩かないと答えた人が多いのではないかと思います。180万円もの買い物をするのだから、200円程度節約しても意味が無いと思ってしまうのが普通の感覚です。ところが、実はこれ人間の錯覚、200円は200円なのです。大きな出費に隠された錯覚を常に意識すると、思わぬ節約効果が出て驚く人も少なくありません。

 

無駄遣いが無くなる「片付け」の魔法

片付けに関する本がいくつかベストセラーになっています。共通しているのは、片付けを契機に人生が変ったという体験談です。まわりを片付けたら思いもよらない幸運が舞い込んできた、片付けに励んでいたら素敵なパートナーに出会った、等です。

 

リバウンドしない片付けで1番大切なのは、如何に捨てるかと言う事。しばらく着ていない洋服、使っていない文房具、読んでいない古雑誌などなどです。身の回りのものはいわば人生の仲間。使っていないものに囲まれていると、新しく仲間入りするはずの大切なものにいつまでも出会えないらしいのです。

 

さて、ものを捨てるときの心構えですが、いつか使うかも知れないといって取っておくのは御法度。そんなに気に入っていない多くのものに囲まれているより、少しのものでも大のお気に入りのものだけに囲まれて暮らすイメージを持つことが大切です。そう、本当に気に入ったものしか残さないという決意でものを捨てるのです。

 

このような心構えが出来ると買い物も「本当に気に入ったもの」しか買わなくなります。何故なら気に入らないものを買っても結局捨てることになることが分かって居るから・・。このような生活態度が身につくと無駄使いが激減します。部屋や仕事場が綺麗になり無駄使いも減る。「片付け」は一挙両得の魔法なのです。