極貧からの脱出。お金持ちになる方法、心と体の改善方法。
このページは自己破産体質改善を目的に書かれたエッセイです。
イギリスの小説家クロ-ニンの言葉に「いくら心配しても明日の悲しみは無くならない。ただ今日の活力が失われるだけ」という言葉があります。懐が寂しいとき先の事を考えると心配事はつきないものです。しかし、明日のことを心配することの無意味さはクロ-ニンの言葉に言い尽くされているのではないでしょうか。
将来の事に対し準備することは必要です。返済が不可能な借金を抱えた人は、本ホームページを見て自己破産を勉強する、というのも将来に対する準備です。しかし準備するのと心配するのは別物です。心配しないで準備することが重要です。準備し始めると心配が減っていきます。
ある心配性の人がクロ-ニンと聞いて「苦労人」と連想(笑)したそうです。せっかくの良い言葉が台無しになってしまいますね。
モニカルィンスキーさんとの情事が問題になっていたクリントン政権中期の頃。大統領は辞職すると思っていた人は少なく無い。しかし、渦中で迎えた新年度の施政方針演説は歴史に残るほどの名演説だった。大統領の行為に目くじらを立てていた人も少なからずは、この有能な男に残りの何年かを託してみようという気になってしまった。新聞の論調も「下半身の事はいいから、仕事に戻って」という風に様変わりした。ヒラリークリントン大統領夫人の態度も夫に味方した。
絶体絶命の時に諦めず乾坤一擲とばかりに復活してくる人がいる。将棋の羽生王将は誰もが不利という状況でも決して諦めず幾度となく大勝負をものにして「驚異の粘り腰」とまわりを驚かせている。
英語でこのような人のことを、木の柳をもじって“ウィンピー”という。日本でも柳腰といって折れない粘り強さの代名詞になっている。
財政状況が悪く、破産を考えている人はある意味で追い込まれているのかも知れない。そういうときこそウィンピーになって見てはどうか?自分を柳に見立て、肩肘を張らず柔らかくしたたかに生き残る為の乾坤一擲の策が自己破産なのかも知れない。自己破産は負けを確定させるものではなく、次の勝ちの為の下準備なのだから。
たいして欲しいものでも無かったのについつい買ってしまった、という経験は誰しもあるものです。
その時の心理を分析してみると、「買うという行為」そのものに喜びを感じている場合が少なくありません。この場合の「買うという行為」は、例えば「温泉につかる」とか「テニスをする」とか「映画を見る」とかに近いものがあります。「癒されたい」、「楽しみたい」という欲求が心にあるのです。
しかし、「温泉につかる」とか「テニスをする」とか「映画を見る」などして癒される場合と、「ものを買う」で癒される場合は大きな違いがあります。テニスをする場合はテニスをする為だけにお金を使います。貸しコート第等です。「映画を見る」場合も映画代を払えばテニスを見ることが出来ます。しかし、「ものを買う」行為は「ものの代金」を支払わなくてはなりません。ものを買う行為を楽しむ為だけにデパートに入場料の様なものを払って、買い終わって買ったものはすべて返却するなどのシステムがあれば、純粋に買うというプロセスの為に対価を払うと言う事が可能になります。
しかし、この様なバーチャルな買い物では興奮は得られないかも知れません。買い物でストレス解消をして、着ない服いっぱいのタンスの前でため息をつく前に、違うストレス解消法を考えて見てはいかがでしょうか?
日本電産の創業者永守重信さんは社長時代、余りに多忙で時間の捻出方法をいろいろ考えた時、知り合いの医師から「お酒をやめると時間ができますよ、」と勧められ、禁酒しました。それまではほぼ毎日お客さんとお酒を飲んでいたのでかなりの決断だったようです。
それ以来毎日の接待は続きましたが好きなお酒を一滴も飲まず一次会で失礼することにしました。すると予想していた以上の効果がすぐに出たとのこと。まず接待の後会社に戻り仕事が出来るようになった。誰もいない会社での事務処理は効率がよかったようです。それだけでは有りません。二日酔いがなくなり朝スッキリ目が覚めて前より早く会社に行きことが出来、しかも朝の集中力が格段に高まりました。
時間に関して質、量共に向上したそうです。この様な「掛け算的効果」は予想していなかったようで、その後色々な経営者に禁酒を勧めていらっしゃいます。
禁酒はダイエットにも効果的です。同じように掛け算的効果が見込めるのです。お酒はそのもののカロリーだけでなく、食欲を亢進させる作用が有り、二重にダイエットのダイエットの大敵です。
また外食の際お酒をやめると財布負担が半分になることが解っています。
時間、ダイエット、お財布と三点においてそれも掛け算的に効果が見込める禁酒は新しい人生を手にするための効果的な第一歩になるはずです。