表紙タイトルは
「自分でやる自己破産」
ノートを書いた日は、日付を忘れずに書き留めてください。
今日以降自己破産に関して調べたことや実施したことはすべてこの「自己破産ノート」に書き留めましょう。ふせんや蛍光ペン等もあると便利。
記録を残すことの大切さは、今回の件のみならず、いろいろな事柄に共通するポイントです!
ここでいう「書類」・「明細」とは、
毎月郵便で届く「請求書」や、ATMから出力される「控え」を指します。
念のため、これです↓(クリックで拡大)
うっかり捨ててしまった場合はカード会社に電話をして必ず取寄せてください。
あなたのこれまでの人生が、たとえ借金→返済→滞納の悪循環であったとしても、電話で負い目や引け目を感じることは不要です。
なぜなら電話先の相手はほんとどの場合、コールセンターのアルバイト。
彼らは一通りの研修も受けていますので、貴方に決して失礼なことは言いません。もし失礼な事を言ったら即、法律違反になります。対等な立場ですので安心してください。
これまで意図的に、カード会社との連絡を避けていませんでしたか?
借入れ先からの郵便物に対して、見て見ぬフリをしていませんでしたか?
携帯電話の電源を、わざとオフにしていませんでしたか?
もしそうであれば、そんな過去とは今日で決別しましょう!
自分で自己破産をやると決めた以上、あなたが頼れるのは、自分自身と当サイトしかありません。
前述の通り「中立公平」を貫く裁判所は、個別の相談に応じてくれるほど親切なお役所ではありません!
借金問題の解決に一番必要なものとは、解決に向けて「やるぞっ」という前向きな気持ち、そう自分自身の意識です。
わからならいことは、一つ一つ解決方法を探していきましょう。
このサイトは自己破産を前向きにとらえ、
自分で破産手続をしようとがんばるあなたを最後まで応援したいと思っています。
自分で破産手続中に、もしなにかで行き詰まったことが発生したら、
ご遠慮なくメール、またはお電話ください。
話が大きくそれました。
続いてあらかじめ用意した「自己破産ノート」に、
各カード会社名
借金残高
初めてカードを作った日付(それが分かれば)
以上を書き出しましょう。
借金という借金はすべてです。
数日から1ヶ月くらいかかるかもしれません。
むずかしく考えず、箇条書きでかまいません。
ただしあとから見やすいように、きれいに書き出すよう心がけましょう。
「書類」・「明細」の見方が分からず、借金の額がイマイチ不明な方は、遠慮せずにカード会社に問合せをてください。
必ず親切に教えてくれます!
あなたの不安な気持ちもよく分かりますが、自分から積極的に進んでいきましょう!(わからないことがあれば、ご遠慮なく、メールまたはお電話してください)
さて「自己破産ノート」に、
借りている会社名&借金残高
をきれいに書き出し、全社書き上げたところで最後に縦計算をします。
下記に該当する借金があれば、続けて「自己破産ノート」に書き出します。
ここでは見落としがちな借金をいくつか挙げてみました。
見落としがちな借金
もしかしたら、連帯保証人付きの借金もあるかもしれませんね。
しかしここでは深入りせずに、まずは状況の把握につとめましょう。
全部書き出せたら、総合計を求めます。
お疲れさまでした。
追加して書き出したすべての借金を合計して、まずは作業完了です。
時間も手間もかかる計算作業ですが、「自己破産」を自分でやろうとしているあなたにとって、この作業はすべての基本となります。
作業を終了した日付も忘れずに書き留めていてください。
この作業に関わらず、「日付」はとても大事な情報です。習慣づけましょう。
さて、以上で自分の借金の額が把握できました。
余談になりますが、借金に悩む多くの方は自分の借金の額を把握できていません。その代わり、毎月の返済額だけはしっかり脳裏にすり込まれています。
不思議な現象です。
でも今日を最後に、このしばられた感情から自分を解放してあげてください。
あなたがこれからやろうとしている自己破産は、借金をゼロにする手続きです。
返済に気をもむことは、もうこれっきりにしましょう。